大腸がん治療でかかった費用のまとめ

こんにちは。
大塚亜希子です。

今日は大腸がんで、
どれくらいの費用が掛かったのか
ざっくりですが、お伝えします。
私は「がん保険」には加入しておらず、
「国民健康保険」だけです。

40回ほど嘔吐して自衛隊病院へ救急搬送された時の費用

大腸がんが発覚する前に、
40回嘔吐して救急車を呼んで、
自衛隊病院に搬送されたときの費用は
10割負担で3万7570円ほどです。
3割負担で、11,270円でした。

日本は救急車の費用が
かかりませんが、
救急隊員は6人くらい来ていたような
記憶があります。
(朦朧としてたのでもう少し少ないかも?)

日本の医療の手厚さを感じました。

22時に搬送されて、
病院についのは、確か0時近くでした。
受けた処置は、
点滴と腸閉塞を調べるために、
レントゲンと採血も
行っていたと思います。

救急車の中で発熱もしたので、
PCR検査も受けました。
入院はせずに済みました。
帰りはタクシーで帰宅しました。

帰宅したのは夜中の3時すぎでした。

日赤病院でアナフィラキシーショックを起こして入院した時の費用

広尾にある、日赤医療センターで
紹介状をもって、
診察、採血、CTを撮り、
そのあと、CTの造影剤で
アナフィラキシーショックを起こして、
1泊2日入院した時の費用は。
10割負担の時:24万1170円程度です。
3割負担で7万3000円ほどですが、
限度額適用認定証を
使うことができたので、
もう少し安く済みました。

上記とは別に、
ベッドの差額代として、
窓側のベッドだったため、
1日2,200円の差額代がかかりました。
ベッドの差額代、
食事代などは、自費です。

窓側で景色を楽しむ余裕は
なかったので、
救急搬送されたときに
「窓側でなくていい」
とつたえていましたが、
病院の都合などで、窓側に
なるケースがあるとのことでした。

通路側のベッドが
空いていなかったため、
窓側になりました。

金銭的な不安もかなり大きい

「がん」と診断されて、
落ち込むと同時にいろんな不安が
襲ってきます。
将来がどうなるのか?
治療はどうなるのか?
それと同じくらいに
「どれくらいの治療費が
かかるのか?」というのも
大きな不安の一つでした。

「がん」があることが
分かったけれど、
検査がまだ進んでいない時期が
分からないことだらけで
一番不安になりました。

もし、がんが転移していたら?
希少がんだったら?
治療費にいくらかかるのか?
仕事は続けられるのか?
生活はどうなるのか?
など、いろいろと考えました。

病院のがん相談窓口に行く

日赤医療センターの
がん相談の窓口の行きました。
医療事務の方と話して、
治療費についての不安を
伝えました。

まず、限度額適用認定証を
取得するように
教えてもらいました。

また、それでも高額で
払えない場合は、
分割なども考慮します
とのことでした。

事務の方は、
「大塚さんがお金のことで、
治療をあきらめるということは
させません。
安心して治療を受けてくださいね」
と言ってくださったことは
ありがたかったです。

限度額適用認定証を取得する

がんだとわかって、すぐに
夫が区役所まで行き、
手続きを始めてくれました。
各自治体の区役所や市役所で
限度額適用認定証の取り方を
ホームページで説明してくれているので、
ぜひ参考にしてみてください。

高額な医療費がかかる場合に、
事前に申請して交付された
「限度額適用認定証
(限度額適用・標準負担額減額認定証)」を
医療機関の窓口に提示することで、
保険適用内の医療費の支払いを、
自己負担限度額までに
することができます。
千代田区のHPより引用

高額医療費は後で申請しますが、
限度額適用認定証を取得しておくと、
月の中で、一定の額を超えると、
超えた分の支払いは免除になります。

支払額の基準は、
前年度の所得によります。

日赤病院で大腸がんの手術での入院した時の費用

2022年8月1日から
10日までの入院費用の総額は、
10割の時の金額で
およそ136万2200円です。
3割負担だった場合、40万ほどです。

限度額認定書のおかげで、
そこまでの金額を払わずに済み、
かなり助けられました。

日本の医療制度の有難さと危うさを感じる

個人事業主になってから
国民健康保険の費用を
支払う事が大変だなと
感じていましたが、
これがなければ、まともに
医療を受けられなかったと思います。

日本の医療サービスの
手厚さ、有難さを感じました。

日本でなければ、
手術は受けられなかったかもと
思いました。

助けていただいたので、
国民健康保険は
働けるときに払って、
お返ししようという
気持ちにもなりました。

予防医療の大切さを感じる

がんが2人に1人
かかる時代と言われていて、
これだけの医療費が
一人の患者にかかることを、
自分自身の治療を通して、
知りました。

これでは、医療保険制度の財政が
ひっ迫することも簡単に想像できます。

改めて、予防医療の大切さを
切実に感じました。

術後の検査や診察など

退院後は3週間後に診察があり、
そのあとも数回診察がありました。
傷口の抜糸は入院中に
行いましたが、そのあとも、
傷口に問題が起きていないか?
などを確認していました。
その時の費用は数百円から数千円です。

抗がん剤はやりませんでしたが、
分子標的薬が合うかどうか、
チェックするための検査を
実施した時は18,000円かかりました。
診察の時には、
アナウンスがなかったので、
支払いの時にその金額がでたので、
ちょっとびっくりしました。

現在の診察と検査の間隔と薬

術後1年までの間は、
3か月おきに
診察と採血がありました。
数百円から数千円程度です。

また、術後半年後に
CTを撮りました。

CTを撮った時は3割負担で
8,000円ほど支払いました。

1年後の大腸内視鏡検査の時の
費用負担は5,080円でした。

この先はどのようなスケジュールで
検査や診察が入るのかは不明ですが、
現在のところ、このような間隔で
病院にお世話になっています。

薬については、
便秘を起こさないようにとのことで
酸化マグネシウムをもらっています。
3か月単位でもらって2,000円程度です。

今日もここまでお読みいただき、
ありがとうございました。

シェア、感想、大歓迎です。
誰かのお役に立てば、
うれしい限りです。

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