みなさん、こんにちは。
2022年6月15日 42回目の読書会を開催しました。
今回のテーマ本
今回のテーマは村上和雄さんの『生命の暗号』(サンマーク出版)です。
一見難しそうな内容だなとタイトルから思いましたが、
大変分かりやすく、読みやすい文章で、科学的な用語もたくさん出てきますが、文系出身の私でもサラッと読める内容で大変面白かったです。
村上和雄さんとは
村上和雄さんは日本の分子生物学者です。
1983年に、高血圧を引き起こす原因となる酵素「ヒト・レニン」の遺伝子解読に成功したという功績をお持ちの方です。科学者として優秀でありながらも、人としても素晴らしい方であることが書籍から伺うことができました。
詳しくはwikipedia をご覧ください。
サムシンググレート
人知を超えた偉大なる存在のことをサムシンググレートと呼び、
書籍の中でも登場してきます。
(生命の暗号の中では、そこまでたくさん触れられていなかった印象・・・w)
遺伝子を研究する中で、その構造や働きが偶然に生まれることはあり得ず、「人智を超えた偉大なる存在」なしに到底説明はできないという結論に至られました。
引用元:https://www.chichi.co.jp/web/20210420_murakami_kazuo/#
理系の研究者の方とお話をしていると、意外にも、人智を越えた存在を感じるという話になったり、
スピリチュアルなことにもつながることがよくあり、以前はよく驚くことがありました。
ただ、研究者だからこそ、研究の場面でそういうことを目の当たりにするのだろうなと思ったりもします。
今回の参加者の中にも、元研究者(夫)と薬剤師の方、大学院で薬学を研究されていた方など
いわゆる理系の方が多くいらっしゃいましたが、皆さんのお話を聞いているとやはり、
サムシンググレートの存在を日々の研究活動の中で感じられていることがあるんだなと思いました。
村上さんの素晴らしい人柄を味わう
本の内容からも村上さんの人としてのすばらしさを感じました。論文を書くときに誰の名前を最初に書くか?が研究者の方にとっても業績にかかわるので、大変重要になるそうですが、村上さんは研究をよく手伝った若手にもよく譲ったりしていたとか。
自分さえ良ければよいという個分離思考と、チームを一つとして考える共同体思考という言葉を岩崎一郎さんが提唱していますが、村上さんはまさに共同体思考を実践されていたのだと思いました。
先見の明とAwe体験
『生命の暗号』が出版されたのは1997年。
「遺伝子 の はたらき は 環境 や 刺激 で 変化 する」という内容が本の中にありました。現在ではエピジェネティクスと呼ばれていますが、1997年はまだ、エピジェネティクスがいわれる前だったそうで、村上さんは先を見通す能力があったことがわかります。
人間は存在するだけでも奇跡という言葉があったり、日々の研究の中でサムシンググレートを感じていり、研究をチームで完了させて、偉業を達成したときは感動をしたり、
岩崎一郎さんが言っているAwe体験(広大な自然や大宇宙を目の当たりにするとエゴが抜けて、脳が活性化する体験)を村上さんもたくさんしていたのではないかと?と思いました。
日々、Awe体験をしていくと、脳が活性化するだけではなく、エゴが抜けて利他の心が働くとか。
脳の活性化がされることで、先を見通す力も磨かれていったのでは?と感じました。
読書会ごはん
本日の読書会ごはんはコチラです↓
岩崎一郎さん、クレアさんからおすそ分けいただいた、濱田酒造さんのDIAYAMEです。
読書会は基本的にノンアルコールなのですが、今回は特別にお出しさせていただきました。
DAIYAMEは芋焼酎なのに、ライチの香りがする非常に飲みやすい、焼酎です。
私もすっかりファンになってしまいました。芋焼酎は全く飲まないですが、DAIYAMEは飲めます。
いや!好きです。ソーダ割りだとぐいぐい飲めてキケンです。
☆北海道産アスパラガスの塩ゆで
こちらも、北海道の歯科医師のお友達から送っていただきました。
この時期しか食べられないアスパラガスです。
緑が濃くて、食べると初夏の疲れた体にエネルギーが満ち溢れます。
☆鶏手羽のローズマリーグリル
抗生剤を使っていない鶏肉を
これまた、いただきものローズマリー和えて塩で焼きました。
実は、ローズマリーをくださった方も、都内の歯科医師さんです。
ローズマリーは観葉植物に使いながらも、枝を切りながら、
フレッシュな状態で使いました。
メインは
☆黒毛和牛のトマトすき焼き。
そして、
☆土鍋で炊いた、炊き立てごはん!
あんでるせん直後の読書会だったこともあり、
食事を楽しんだ後は、みんなでテレパシーゲームをして楽しみました。
スプーンも曲げてみたり、色々遊びました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました☆〇◇+~
次回もまだ、DAIYAMEあるかもしれません!!!(笑)
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