栄養を「引き寄せの法則」に活かす方法

みなさん、こんにちは。
まこも栄養相談所
栄養料理愛好家の大塚あきこです。

引き寄せの法則を知っていますか?

引き寄せの法則とは、自分が願ったりしたものが、引き寄せられて、実現されるというものです。
非科学的と言われたりしていますが、自分に起こる出来事は自分の鏡として起きるというのは、
皆さんも経験されたことがあるのではないかと思います。

栄養から「引き寄せ」を考える

引き寄せの法則ではたとえば「感謝の気持ち」を持っていると、
おのずと感謝するような出来事が起きてくると言われます。

気持ちが良い状態だと「気持ちの良いものを」を引き寄せる。
波動が良い状態だと「波動のよいもの」を引き寄せまる。
と言われています。

自分の気持ちやマインドが大切ということですね。

では、どうやって「良い状態」を作り出していくか?

それには、言葉(アファメーション)、紙に書く、などなどいろいろあると思いますが、
今日は栄養からできることをお伝えします。

気持ちやマインドが「良い状態」とは?

「良い状態」とはたとえば、
ネガティブな思いがなく、自然体で適度に緩んでいてリラックスしている状態。
意欲がある状態だとします。

そして、「引き寄せる」ためには
実際に行動をすることが必要になります。
エネルギーが出て、動けること、
脳が活性化されて、力を発揮しやすいという状態も
大切だと思います。

タイトルだけお借りするとしたら
「ゆるんだ人からうまくいく」なんていう本もあります。
適度に緩んでいる方がいいのですね。

また、ネガティブな思いを持っているが、無理やり「良い状態を作る」というのが
難しい状況もあると思います。

脳神経伝達物質を知って、引き寄せに活かす

ネガティブではなく、不安感を感じずに、フラットな心でいる。
そのためには、まず、神経伝達物質と言われる、脳の中で精神の状態をコントロールする物質を
知ると役立つかもしれません。

どの物質も大切なのですが、出すぎたり、出なさすぎたりせず、
バランスよく出せるようすることが大切です。

ドーパミン

喜び、快楽や多幸感を得る、意欲を作ったり感じたりする脳内ホルモンです。
幸せな気持ちにさせて意欲につながる、集中力がアップして効率がよくなる、ポジティブで意欲的になるなどの作用があります。

セロトニン

精神の安定や安心感、平常心、頭の回転を良くして直感力をあげる。など脳を活発に働かせる作用があり、ストレスに対抗します。
うつ病はセロトニンが不足することで起きるとも言われています。

また、セロトニンが代謝されて、メラトニンと呼ばれるホルモンに変換され、私たちの睡眠にもかかわっています。

ノルアドレナリン

ストレスを感じたときに出ます。
ストレスに対抗できるよう、脳や体を戦闘モードにします。
覚醒したり、脳力を発揮するときに必要はなりますが、過剰になりすぎると不安が強くなったり、免疫力を低下させると
言われています。

GABA

そして、最近チョコレートにも吐いているGABAは
交感神経の働きを抑制して、興奮した神経を落ち着かせたり、ストレスを緩和したり、
睡眠の質を整えたりする効果があります。

このような神経伝達物質がバランスよく働いて、安定した精神を保つことが出来ます。

上記の表は心のバランスを保つために必要な神経伝達物質がどのように生み出されるか、表した図です。
これを見てみると、まず、タンパク質が必要であったり、
カルシウムや鉄、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンB群が必要であることがお分かりいただけると思います。

バランスよく栄養素が必要ということですね!

緩めるために、マグネシウムをおすすめ。

また、個人的にお勧めしたいのが、マグネシウムです。
マグネシウムは、筋肉を緩めて、リラックスさせたり、
自律神経バランスに働きかけ、副交感神経に作用します。

ほかにも、体内で起こる300種類以上の化学変化にも補酵素として活躍するマグネシウム。
エネルギーを生み出すときにも必要になります。

さらに、マグネシウムは精神を安定させる効果もあると言われています。
マグネシウムを服用してた方が、うつ病になりにくいという研究結果も出ています。
(https://www.ime.or.jp/daitai/daitai04.html)

私の個人的な経験ですが、寝起きからネガティブということが、栄養を意識する前は多かったですが、
Mgを意識して摂取していると、寝起きのネガティブが減ったと感じました。

 

マグネシウムがたくさん入っている食品

海藻類はマグネシウムが豊富な海で育っているので、
多くのマグネシウムを含みます。
ほかにも、
切り干し大根
ホウレンソウ
枝豆
ゴボウ
アーモンド
カシューナッツ
ヘーゼルナッツ
ピーナッツ
発芽玄米
ライムギパン
そば

などにたくさん含まれています。
意外と保存がきく食品に入っていますね。
食品から摂る場合は過剰摂取にはなりにくいかと思いますが、
サプリメントやお薬を使っている方はぜひ注意してくださいね。

マグネシウムは経皮から吸収も可能

エプソムソルトという入浴剤があります。
塩の成分塩化ナトリウムは一切入っていない、マグネシウムのパウダーです。

エプソムソルトをお風呂に入れてゆっくりと浸かるだけでも、
マグネシウムを皮膚から取り入れることが出来ると言われています。
血行も良くなり、温まりやすいという感想が多いです。

(サプリメントやお薬を使っている方はぜひ注意してくださいね。)

まとめ 食や栄養を味方につけよう!

引き寄せの法則では「気持ちの持ち方が大切」ということで、栄養からもサポートできると思い記事にしてみました。
無理やり「良い気持ちを持つ」とか「感謝の気持ちを持つ」というのは、それはそれでなかなか大変だと思うので、
栄養から身体を整えるという点から書いてみました。

「緩める」「リラックス」という点では、食事だけでなく、ボディワークなどを活用していくのも手だと思います。
栄養と、そして今度は、血糖値の動きも大切になってくるので、食べ方の話にもつながりますが、
それはまた、おいおいお話しましょう。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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