もくじ
夫のブログを超訳 始めました。
医学博士で元研究者で製薬会社でも働いていた、専門知識がバリバリにある夫(大塚英文)が
ニュートラルな視点でコロナ情報をブログで発信しています。
国内外の情報を、一体どこからそんな情報を探したんだ!思うような情報もたくさんあります。
みなさんにもっと読んでほしい!そう思いつつも、ちょっと難しい😅という方もいると思うので、夫のブログの超訳を書くことにしました(笑)
元ネタはこちら。
(私の感想も入ります)
はじめに
コロナウイルスが猛威を振るって1年半。(ながい!でもまだまだ続きそう・・・)
噂話、感情論、マスコミの煽り情報などではなく、事実を見ていきながら、
分かっていることと、分かっていないことを整理しましょう!
今日は厚生労働省のデータを中心にご説明します。
国民の行動は実は抑えられている!
人の流れが多くなったから、コロナの感染が増えたと思っていませんか?
それは思いこみかもしれません。
東京医学総合研究所が、GPSで人の流れや滞留を測るデータを公開しました。
主要繁華街に遊び目的で移動したか、どれくらい滞在したかを測ったデータです。
(すごいですね!こんなことできるんですね!)
今年8月23日、池袋、歌舞伎町、新宿2丁目、渋谷センター街、上野仲町通り、銀座コリドー街、六本木の七箇所を調査。
東京オリンピック開催期間と今年の正月の人の流れを比較すると、ほぼ同じか、オリンピック期間の方が人出が少なかったかもしれないことが判明。
「国民がしっかりと政府の方針を守っている」ことが分かりました。
(外に人が多いかと思っていたけれど、そんなことなかったんですね💦そして、日本人はやっぱり真面目!?)
デルタ株の出現
行動は抑えられているはずなのに、お正月よりも感染が圧倒的に増えている。。。。
しかし、重症化はグラフを見ると、意外と少ない!(「最近の感染状況等について」参照)
人の流れがある程度抑えられているのに、なぜ感染が爆発しているのか?
そう、それは、新型コロナは今、デルタ株になっているから!
デルタ株ってなに?
新型コロナウィルスは、絶えず変異を繰り返しています。
皆さんご存知のデルタ株(インド生まれ。インド育ち)。
日本でGWがスタートしたころ、インドでは1日3万人が感染。全世界へ広がりました。
Our World in Dataによると、日本のデルタ株の比率は、87.9%(2021年8月23日現在)。
日本のコロナは従来のアルファ株からデルタ株に変わっていっています。
デルタ株の伝染力は水疱瘡レベル(強い)
デルタ株は、MERS/SARS、エボラ、風邪、天然痘よりも早いスピードで感染が起き、水疱瘡と同じ伝染力!
(CDCの内部パワーポイント資料より)
伝染力とは、一人の感染者が平均何人に感染させるのかという数値。
アルファ株:2~3人
デルタ株:5~9人
2〜3倍の猛烈なスピードで感染症を広めているそう!(デルタ株、強い!)
詳しくは「mRNAワクチンの効果とδ株の影響について〜米国CDCの内部文書からの気づき」に書いたので、
ご興味がありましたらチェックください!by夫(このブログもいつか超訳したい。。。)
アルファ株もデルタ株も致死率は変わらない!?
厚生労働省は、1週間に一度「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」という、
医学的な見地からコロナ対策の助言等を行う会議を実施しています。
(横文字にする必要あるかな~😅)
そこで、従来株とデルタ株の比較が載っている「HER-SYS2データに基づく報告」があります。
従来株とデルタ株の致死率を調べると、従来株で3.5%、デルタ株で2.2%と統計的には差があるとは言えませんでした。
アルファ株とデルタ株の症状の比較
デルタ株の方が、発熱(84.9%)、咳(46.4%)、頭痛(26.8%)、嗅覚・味覚障害(9.8%)の4つで多いことが判明。
「HER-SYS2データに基づく報告」には、どんな症状でているか男女と年代別に分類もしています。
まとめ
今回は、日本の新型コロナの感染状況について、厚生労働省で公開されているデータを中心に紹介しました。
少しでも参考になれば幸いです!
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