石川・羽咋 旅レポート②コスモアイル羽咋と日蓮宗 妙法寺を訪ねる

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こんにちは。大塚アキコです。

石川県羽咋市の旅の続きです。
3日目はUFO・宇宙人&自然栽培フェスティバル vol.5の会場であった、宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋を再度訪問しました。その後、高野誠鮮さんが住職を務める日蓮宗 妙法寺へお邪魔しました。

細江優子さんと他数名の方々のプランにご一緒させていただきました!貴重な機会をいただき、有難うございます。

コスモアイル羽咋へ

コスモアイル羽咋へ向かいました。フェスティバルの時は時間がなく、ゆっくりと回ることができなかったので、今回はじっくりと見学することにしました。田んぼや山が広がる田園風景を車で走っていると、突然、宇宙船のような形をした建物の屋根が目に飛び込んできます。それが、コスモアイル羽咋です。

駐車場に入ると、目に入るのは大きなロケットが!

このロケットは高野誠鮮さんが羽咋市の公務員時代にNASAから格安で購入を決めた、本物のロケットです。

宇宙科学館の予算がわずか2億円だった中、レプリカを作ると1億5千万円もかかり、メンテナンスが年に3回必要だったとのこと。それに対して、NASAから購入した本物のロケットはリーズナブルなお値段(1,000万円)なのに、丈夫で維持費が全くかからないそうです。
そして、時間が経てば立つほど、価値が上がるのが本物の良さ。

ロケットが販売されていること、本物かレプリカでメンテナンスなどの違いもあるのことに驚きました。

日本で本物の宇宙関連の展示物が揃っている科学館はほぼないそうです。唯一このコスモアイル羽咋は展示されているものが全て本物でした。

本物からのエネルギーににかく感激しました。展示物も素晴らしいですが、高野さんの行動力や熱い思い、諦めない心が、このコスモアイル羽咋を作り上げられたストーリーが伝わってきて、非常に感動しました。

・継続すること
・人からの評価を気にせず行動すること。
・己の信じたことを行動すること。
・失敗しても諦めない。うまくいくまで続ける。
・お金がないから、考える。そしてアイデアが浮かぶ。

高野さんが、NASAやロシアの宇宙局にコンタクトを取れたのは、何かTV業界で働いていらした時のコネがあったからなのかなと失礼ながら、勝手に想像していましたが、実際に直接手紙を書いたり、コンタクトしたり、かなり地道に活動された賜物だと知り、かなり感激しました。
行動力があることって大事だなと改めて思いました。

こちらにもエピソードが掲載されています
↓http://www.hakui.ne.jp/ufo/01_02story.html

など宇宙を感じる以外にも、大切なことを教えていただきました。

高野さんのご著書にはコスモアイル羽咋にまつわるお話や、過疎化した、神子原地区をどのように地域活性したか詳しく書かれています。
高野さんが語っている語り口がそのまま文章になっていて、あっという間に読み終えました。

高野さんはスーパー公務員として話題になり、ドラマ「ナポレオンの村」のモデルになりました。
(主役の唐沢寿明さん、若い頃の高野誠鮮さんと似てる気がします。)


公務員は情熱があって、やりたい仕事として就業されたのかとおもいきや、選択肢のない中、当初はやりたくないという気持ちもお持ちであったそう。それでも、過疎化になっている神子原地区の方々がとお話をしていたら、役人が全く人の役に立っていないことに気づき、そこから一念発起して、ローマ法王にお米を食べていただくアイデアを思いつき、行動を起こしたことが大成功に結びついたとか。

ご興味ある方はぜひこちらの本も読んでみてください。

さて、博物館に戻り、いくつか写真を載せます。

ひとり乗りの宇宙船マーキュリー宇宙船。これももちろん本物です。

↑月面車。これも本物。

ルナマーズローバーと衛星。迫力ありました。

なんと!月の土もありました。

ヴォストーク宇宙船。実際に飛行し、宇宙から帰還した本物の機体。大気圏への再突入の際の熱によって焼け焦げた跡が残っています。

以前、北海道の函館で中空土偶の本物を見たとき、感動のあまり涙がこぼれたことを思い出しましたが、今回もそのときと同じように心が震えました。やはり、本物に触れることの重要性を改めて感じました。

さらに、UFOの写真や、テレビ番組で使われたグレイ(宇宙人)の解剖のレプリカなども展示されており、非常に興味深かったです。私自身はまだUFOを見たことがないので、ただただ羨ましく思うばかりでした(笑)。

月刊ムー編集長の三上さんのパネルもありました。奥には月刊ムーのバックナンバーもありました。

売店も楽しい!

コスモアイル羽咋は売店もすごく面白かったです。個人的に、ミュージアムショップや博物館のお土産コーナーはかなりチェックしていますが、今まで行った科学館系の中では、1番楽しかったです。アクセサリーやTシャツが豊富で、アクセサリーがおしゃれな可愛い系のものから、ちょっと個性的なものまで幅広くあり、かなり楽しめました。ムーのステッカーや、宇宙人の置物やぬいぐるみ、NASAグッズと、気になる商品がたくさん。

図録があれば、絶対買っていたのですが、残念ながら図録はなかったです。
でもロズウェル事件の資料集が200円だったので、買いました。

私はこちらの牛がアブダクションされている光景のピアスをゲット。軽くてつけやすい!

高野誠鮮さんのお寺・日蓮宗 妙法寺にお邪魔する

コスモアイル羽咋を後にして、高野誠鮮さんが住職を務めるお寺、妙法寺を訪れました。
元旦に能登を襲った能登半島地震について、高野さんの経験を伺う機会をいただきました。

「命があれば、なんとでもなる」という高野さんの言葉には深い重みがありました。また、他の県からのボランティアや援助があった時のことを話される高野さんの目が潤んでいました。その姿に、私も思わず涙腺が緩みました。

修理がまだ進んでいないお堂も見学させていただきました。
被害の大きさを実際に目の当たりにして、胸が締め付けられるような思いでした。

クラウドファンディングもやっています。

能登半島地震復興|住職 高野誠鮮さんと『妙法寺』を応援しよう!
https://readyfor.jp/projects/master-planning

あと、一緒にお寺に訪問した方が、境内の入り口にある浄行菩薩様が気になるとのことで一緒に見に行きました。すると、鳥肌がサーっと立ちました。穏やかな表情を浮かべる浄行菩薩様は、まるで魂が宿っているかのような特別な存在感を放っておられました。

高野誠鮮さん、色々とありがとうございました。
ご一緒させていただいた皆様も、本当にありがとうございます!
貴重な機会をいただきました。

石川の旅は、まだまだ続きます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

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