読書会『神を知り生き方を知る』

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こんにちは。
大塚アキコです。

63回目読書会を開催しました!

今回で63回目の読書会を迎えました。
取り上げさせていたただいた本は阿部博人さんの『神を知り生き方を知る』(サンマーク出版)です。

夫の読書会についてのブログはこちら

著者の阿部博人さんと偶然の出会い

私がこの本を知ったきっかけは、著者の阿部博人さんとの出会いでした。以前、働いていた職場で阿部さんが当時の私の上司にご著書を献本してくださり、その中のプロフィールに「サンマーク出版で2冊本を出している」ことが分かりました。
大塚家がいつもお世話になっている、サンマーク出版の斎藤りゅう哉さんに、阿部さんのことを伺ったら、なんと、その二冊の担当をされた編集者が斎藤りゅう哉さんでした。出版されたのは2002年。もう20年以上前とのことでした。

阿部博人さんと斎藤りゅう哉さんのつながりを知り、そして、なんと、阿部さんの著作の一つが『南方熊楠を知っていますか? 宇宙すべてをとらえた男』です。私は南方熊楠好きですが、偉業がありすぎて、とらえどころがない感じになっていたので、すぐに読みました。

こちらの本は、表紙がとても素敵です。
そして、内容は熊楠の偉業をまとめてありながら、熊楠の人柄なども感じられる本で、読み終わった後に、親近感さえわきます。

阿部さんは美容学校の校長先生でありながら、経営・企業倫理・企業社会責任・行政・公民連携に関するコンサルティングやリベラルアーツに関する研究及び人財育成などをされています。

社会的にも立場がある方で、アカデミックなことにもとても詳しい方ですが、本を読ませていただき、不思議なこともたくさんご存じなんだろうなと感じていました。また、当時は私はアルバイトの存在でしたが、立場には関係なく、丁寧に接してくださる紳士的な方という印象でした。

阿部さんのプロフィールはこちら

 

そして、『神を知り生き方を知る』は絶版になっていたところ、斎藤りゅう哉さんが、大塚家に一冊プレゼントしてくださいました!(りゅう哉さん、ありがとうございます!!!)

やさしくシンプルな言葉で宇宙の真理を詩にしている坂村真民さんから、松下幸之助さんや稲盛和夫さん、そして、めいらくの日比さんなど経営の神様と呼ばれる巨匠たちの「神様」や「信仰」にまつわるエピソード、医師で呼吸法や夢をかなえる方法を説いた塩谷信男さん、末期がんから、がんに愛を送って克服した寺山心一翁さん、大本教の教祖出口王仁三郎さんや、宗教を作り上げた方々の「神」や「大いなる存在」を感じるエピソードはどれも感激しました。

阿部さんと、りゅう哉さんが実際に会いに行って、お話を聞いて取材されたそうです。ほとんどの方が鬼籍に入られているので、貴重なお話ばかりです。特に、生き神とばれた、鈴木ハマさんのお話は驚きがいっぱいでした。そして、神に選ばれた方の人生は並大抵なものではないと感じました。

私は霊感もなければ、特殊能力と言われるものも特にありませんが、それって実はとても守られていることなんだと感じました。グーグルで検索してもでてこない鈴木ハマさんについてのエピソードは下記です。

鈴木ハマさんはふつう裕福な主婦でした。ある日、ハマさんのお嬢さんが腎臓病にかかり、ハマさんは、お嬢さんの病気平癒を一心に祈ります。その際に、神がかりにあいます。そして、お嬢さんの病気が治癒するという奇跡が起こりました。しかし、その後、ハマさんにのり移った大神からのお告げで「ひたすら人助けに生きよ」とあり、今までの幸せな主婦から一変し、生き神として、自分の家族や自分自身を犠牲にして、多くの人を奇跡の力を使って人助けをされていきます。大神からは「すべての財産を吐き出せ」というお告げもあり、報酬は受け取らず、むしろ施すほど。だったとか。ご本人のハマさんはもちろんのこと、ご家族も当惑し、今までの生活が大きく変わってしまったそうです。霊能力も持つこと、神に選ばれることは過酷なものだなと知りました。ハマさんは娘、妻、母、という役割をすべてなげうって、大神のお告げに従い、多くの方々を奇跡の力で助けていきます。

いろんな神の話に圧倒されて、呆然としましたが、そういえば、「生き方を知る」って具体的にどういうことだろう・・・と我に返ったところで「神の力をいただくには」という項目になりました。ネタバレですが、
*謙虚になること
*信じること
*人事を尽くして天命を待つこと、
*自然と一体化すること、
*愛すること、
*何事もにも感謝すること、
*恐れないこと
まとめてくださっていて、阿部さんの膨大な知識量と深い洞察をりゅう哉さんが編集されることで、わかりやすく、人生の道に迷ったときに、温かく道を照らしてくれるような、優しさを感じます。

阿部さんから念願のサインをいただきました!

阿部さん、りゅう哉さんから編集の裏話などを伺う貴重な読書会

読書会には時々、著者さんご本人が参加してくださるケースがあります。今回は阿部さんもご参加くださり、りゅう哉さんと阿部さんから取材された当時のお話などを伺うことができました。
また、本には書かれていない興味深いお話も阿部さんから伺うことができて、とても面白かったです。お話を伺っていて、阿部さんご自身も、神を知り、それから得られたエッセンスをご自身の人生や実生活で実践されていることを知りました。

今回は合計で8名の方にご参加いただき、皆さんからの多角的な質問で、本の内容を深め、皆さんのお話も伺うことができて、学びになりました。

阿部さん、りゅう哉さん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

皆さん、阿部さんからサインをいただきました!!

今回の読書会ごはん~韓国料理風~

2月に入って、雪も降るけれど、夏日のような日もあり、また極寒に戻るという。。。寒暖差がとても激しいので、体をあたためて、栄養が摂れて、野菜がたくさん摂れる料理を作ろうと思いました。というわけで韓国料理に!

*切り干し大根のナムル(お湯で戻して、コチュジャンと液体状のラカントで和える)
*小松菜のナムル
*もやしのナムル
*チャプチェ(きのこの旨味でうま味調味料はいらず♪麺はマロニーが便利。マロニーに先にしょうゆ味を吸わせるのがポイント)

(写真提供:ゆかちゃん)

*わかめスープ。
韓国では誕生日に飲むんですよね。
牛と塩とわかめからおいしい出汁がでるので、こちらも素材の味で。なんとなく味が決まらない時は、アクをしっかりとると解決します。


(写真提供:ゆかちゃん)

*ホタテとタコのガーリック炒め

幼馴染の友人が獲ったタコをいただきました。

ご飯は私の兄的存在の友人が送ってくれた、玄米を精製して、ご飯を炊きました。出たぬかは、ぬか床へ行きます。今年の初夏には、おいしいぬか漬けを提供できたらいいなぁ。

(写真提供:ゆかちゃん)
ご参加くださった方のお菓子などを合わせて、お抹茶をたてました。読書会で抹茶を出すのは初めてですが、なんとなく良い気がしたので、和菓子があったら、次回も抹茶をたてます。

次回の読書会

次回は3月22日金曜日19時から。テーマの本は佐藤綾子さんの『55歳からの「実りの人生」』です。

ご興味ある方はご連絡ください。

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